やはり鍼を刺すという行為の性質上、無痛ではありません。しかし我慢できない程の痛みではありません。ついつい注射針を想像してしまうとは思うのですが、当院で使用する鍼は、髪の毛程度の非常に細い鍼を使用し、先端も丸みを帯びているので痛みにくくなっています。
また安心の《メイドインJAPAN》の鍼しか使用しません。もし痛みにご不安のある方には、試しに一本刺してみて、感覚をみてもらいます。ですが、これまで一人も止められた方はいらっしゃいませんし、「いつ刺されたのか分からなかった」「これくらいの感じなんですね」とよく言われるぐらい痛みは少ないのでご安心下さい。

薬のような副作用はありません。ただし、内出血（皮下出血）や響き（得気）、好転反応（瞑眩反応）が起こることはあります。
■内出血（皮下出血）
鍼を刺したり抜いたりする際に、細い静脈の毛細血管に触れてしまった場合に起こるもので、通常は1～2週間で青あざも消えます。
■響き（得気）
鍼を刺した時に現れる、ズーンという鈍い感覚や重だるい感覚、電気が走るようなシビレる感覚です。東洋医学では、この響きによって「気」を得て、効果が現れやすくなると考えられています。
■好転反応（瞑眩反応）
鍼治療によって新陳代謝が盛んになった為に、運動や入浴後のような疲れやだるさ、眠さを感じたり、麻痺していた感覚が蘇った為に痛みが再発したり、といった反応が起こる場合があります。これは自然治癒する間に起こる正常な過程で、通常は当日から2日以内にこうした症状も消えます。

初回は３，４日～長くて1週間程度、稀に2週間維持している方もいらっしゃいます。生活環境や身体と肌の状態などにもよりますが、一般的に施術5回程度で1～2週間元に戻らないような感覚を持つ方が多く、さらに10回程度の施術でよい状態が定着してくる方が最も多いです。
その後は３～４週間程度はコンディションが良いと感じる方も多くいらっしゃいます。集中ケア後は、月に1～2回程度の施術をお薦め致します。

1回でも効果を感じていただけると思いますが、出来れば２～３回程度施術を受けていただくのが理想的です。
また、内出血のリスクもゼロではない為、撮影の2週間前までに2～3回の集中ケアを受けていただき、直前には美容鍼と同程度の引き上げ効果のある経絡顔筋マッサージ（アキュレッチ🄬）を受けられると良いと思います。

はい。改善が期待できます。
ハリウッド式美容鍼®では表情筋のバランスを整えたり、しわの原因となっているお肌のハリの低下を改善していきます。
また同時に、ほうれい線は東洋医学的に大腸の調子の悪い方や、内ももの筋肉の衰えがある方に強く出てくるとかんがえられています。ほうれい線を改善するツボに加えて、ハリウッド式美容鍼®では身体の不調にもアプローチしていくのでより改善効果を高めることができます。

原則として、出来ません。
美容鍼では顔の血行を非常に良くしてお顔のお悩みを改善していきますが、その際に胎児に必要な血液が一時的に顔に集まってしまう可能性がある為、妊娠しているかわからない時期は問題ないことが多いですが、妊娠が明らかな場合、当院では美容鍼の施術を基本的にお断りしております。
安産のための鍼灸施術も対応しておりますので、そちらの施術を受けることをお薦め致します。

基準は３ヶ月を１クールとお考え下さい。
身体の細胞が生まれ変わるのには３ヶ月を要すると言われています。今月排卵される卵子も、原子卵胞から少なくとも３ヶ月かけて成長してきたものです。
個人差はありますが、不妊鍼灸開始から２ヶ月経った頃から冷えや浮腫みなどが少しずつ減ってきたと身体の変化を感じる方が多いです。その頃には生理痛なども改善し、３ヶ月経つ頃には基礎体温などが整ってくることを指標の１つとして考えて施術計画を立てていきます。

はい、体外受精前も施術は可能となっております。
むしろ体外受精前の鍼灸施術を当院では奨めております。
また、移植周期では戻す胚の種類によって、移植日前後での施術日を指定致します。詳しくはお問い合わせください。